以身伝心2

で、以身伝心の続きです。介護職の時、入浴支援でよく訪問していたお家のお母さんが、時々言ってたことがあります。それは、

『うちの子はどうしてほしいって訴えたり、動いたり出来んけど、入浴介助だろうが、緊張を弛める訓練だろうが、身体に触れてる時は、身体を通してコミュニケーションをしてるんよ。だから、誰に介助されとるときが一番安心してるか、上手いか見たらすぐわかるよ』

まさにその通りで、利用者さんを抱き上げた瞬間、表面上は何も変わらないのに『?』って感じる瞬間があるんです。で、『なんかいつもと違いません?』ってお母さんに聞くと、『あ、わかる?実は・・』って話しになることって、割とこの業界あるあるなんですよ。(笑)

 触れるということは、良いも悪いも、相手と一つにつながるということ。

整体の方も、背中や腰に触れるとき、表面からは分からない、背中腰の訴えを感じ取ることに神経を集中させます。何度か整体を受けてくれてる人になると、『あ、今日は前に比べると調子よくなってる(^^♪』って、手の平から声なき声を感じ取れます。相手もそれが身体で分かって嬉しそうな表情になるとき『以身伝心だ!』ってなります(*'▽')逆に、ものすごく疲れてる人を整体すると、不思議とこちらもそんな気分になってくるんですよね。『お、これもまた以身伝心だ!』って思うことにしてますが・・(^^;

とにかく、しゃべらなくても、ちょいと触れるだけでこちらの思いは、無意識に相手に伝わるので、皆様も、自分の恋人やパートナー、子供や、ペットに至るまで、日頃どんなふうに接しているか、ちょっと意識してみるのもいいかもしれませんね🎶

それでは、皆さん良いお年を~♪(^O^)/


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