触れるということ

『ものとして見るか、人として見るかによって、行為は同じでも、全然違う』

この言葉は、自分への『戒め』『反省』として、今もずっと心の片隅に置いてある。

この言葉を教えてくれた人は3人いる。一人は、介護職の時によく参加していた、障害児さんの身体の緊張を弛める訓練会の、講師の先生。一人は、介護職の時、入浴介助や食事介助でよく訪問していた、障害者さんのお母さん。一人は、介護職の時から、整体を教えてくださってる先生。

つまり、どんなに経験が長くても、技術が優れてても、人に触れるとき、心がそこになかったら、物を触ってるのと同じだということ。そして、相手は何も言わないかもしれないけど、それは必ず身体を通して伝わる、ということ。

すごく重くて、深くて、有り難いお言葉です・・。つい、時間や忙しさを理由に、忘れてしまいそうですが、これからもしっかり肝に銘じて、『触れる』ということを生業にしていきたいと思います!

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