好転反応について

・生まれて初めて整体を受けた人

・心身が繊細で敏感な人

・日頃よくお薬のお世話になっている人

・日頃の不摂生で、身体が鈍っている人

などが、整体を受けた後、身体に違和感や変化を感じることが、少なからずあります。たとえば・・・

・『なんかゾクゾク寒気がする。あれ、風邪でも引いたのかしら?』
・『やたらのどが渇くし、トイレに行きたくなる、どうして?』
・『なんか身体がだるいし、眠くて仕方ない。寝不足かな~?』

・『発疹が出てるし、身体がかゆいな~』

とか・・

それですめばいいのですが、僕にとって最悪なのは・・・

『あそこで整体受けてから身体がおかしくなった!!(# ゚Д゚)』

って思われることなので、整体を受けた後に

【好転反応】

っていうものがあるんだよ、ってことをこの場を借りて皆様にお伝えしますね。ちょっと長くなりますが、最後までお付き合いいただければと思います。

整体を受けられ体環境が整ってくると本来の自然治癒力が高まり、より健康を保とうとする働きが出てきます。その働きとして一般的に「好転反応」というものがありますが、食べ過ぎ、冷え、ストレスなどの生活習慣だけでなく、今までに痛み止めや風邪薬を飲まれてきた方は体が鈍っており、それらを使ったことが無い方よりも反応が激しい場合があります。整体では反応の状況を三つの過程(弛緩、過敏、排泄)に振り分けています。これらの過程はその順番や期間において個人差があります。

弛緩反応

体がだるくなったり、疲れを感じたり、眠くなったりします長い方で2日間くらいこの症状が続く方がおられます。眠気はいくら寝ても寝足りないくらいの場合もありますが、不快をともなうものではありません。

<対処の仕方>

体の要求にできるだけ従うことをお勧めします。眠たい場合、いくら寝ても結構ですし、食欲がなければ無理に食べる必要はありませんゆっくり体をゆるめることが大切です。

過敏反応

皮膚の下にソワソワと水の通るような感覚寒気を感じたら過敏反応とみます。この時期は風邪により熱が出たり、いつもより汗の量が増えたりもともとあった不調感が高まることがあります体の動きの鈍っていた所が動き出し、痛み、痒み、異常感が高まり過敏状態になることを指します。

<対処の仕方>

次の排泄反応をスムーズに進める準備として出来る限り体を冷やさないようにしてください。熱が高くても動ける場合、しっかり動いてください潜在化していた異常個所が表面に出てきたこの時期の過ごし方はとても大切で、お薬で症状を封じ込めることは次の過程に移ることを阻害しますので、冷静にご自身の体の変化を観察してみてください。整体による好転反応はいつまでもその状況に留まることはありません。

排泄反応

体の老廃物や悪いものが排出される過程です。体の緊張がゆるむと同時に汗ばんだり色の変わった小便や大便が出たり下痢をする場合もあります。皮膚、目、鼻、肛門、様々なところから毒素を出そうという働きが高まります。日頃からお薬を常用されている方や有害物質を取り込んでいる方は汗や尿が臭くなったり体内にたまった石(胆石、腎臓結石、膀胱結石)を排泄しようとします神経系や泌尿器系に異常のある方は湿疹などにより皮膚から排泄しようとしたり、フケが多くなったり髪や爪が早く伸びる方もいます。体の深部から緊張していた部分が排泄によりさらにゆるみます

<排泄過程の対処>

基本的に体の自然な反応に従ってください。この時も体を冷やさないことが大切です。足湯(あしゆ)脚湯(きゃくとう)などを上手に利用することをお勧めします。

㈠ 足湯 洗面器もしくはバケツをご用意下さい。湯面は浅く、くるぶしの上まででお湯の温度は火傷をしないように出来るだけ熱くしてください。私は46度でします。時間は6分間で両足の赤みに差があったら、薄いほうを追加で2分してください。温度が下がる場合、注し湯をしてください。冬は就寝前夏は朝にされることをお勧めします。小さいお子様は火傷をしないようにお母さんが温度を調整してください。

㈡ 脚湯 基本的に条件は足湯と同じで就寝直前に行います。立膝でバスタブに座り、湯面はひざ上15㎝くらいにします。同時に熱い蒸しタオルで首の後ろを温めますその後は水分を取ってください。脚湯は38度以上熱が出た場合にお勧めします。その後平熱より下がることがありましたら、その時は特に体を冷やさないようにして、ゆっくりしてください。熱が下がったと思って寒い環境で冷やすと上手に経過できません

最後に・・・

この3つの過程は必ずしも順番どおりに経過するとは限りません個人の体質や生活習慣、生活リズムによって様々ですので参考にしてください。整体によりこの反応を繰り返し、体は自らの力で丈夫になろうという働きが高まります痛み痒み、不調そのものは悪いことではなく、それら全てが体が発するなんらかのサインです。最後までお付き合いいただきありがとうございました。